ちおちゃんの通学路 #12(終)

前半、安藤繭太の妹のちはるが宿題の助けを借りるためちおの元に現れる。24時間で500円稼ぐ方法を考えろという、小学生に対してあるような無いような設問。ちおが思いついたのは缶のリサイクルだが袋一杯に集めても51円にしかならず、ちおがちはるに語った数々の知ったかぶりの間違いも露見、あろうことかちおは泣き出してしまいちはるに慰められる始末。途中、真奈菜が列に並んでいるところに遭遇しなんだかんだあって真奈菜は場所代として推定数千円をせしめた。ちはるにとってそれは宿題への完璧な解答であり、ちはるは真奈菜をちおより格上と認定する。
後半、雪が思っていたより重度の露出趣味を患っていることが判明、家では全裸で過ごしていることも明らかになり、真奈菜とちおを巻き込み三人でノーパン登校を始める。しかしそこでカバディ先輩に捕捉されてちおと真奈菜は我に返った。
総括すると一番楽しかったのはちおを演じる大空直美の内心、素の声の飾らない感じがよく刺さった。真奈菜を演じる小見川千明の声を聞くのはモーパイの遠藤マミ役以来なんだけど、アニメ全般に合わないあのがちゃがちゃした声質でずっとやってきたのかと思うと不思議な気持ちになる。ある意味貴重ではあるしアニメらしくなさが逆に武器になるという考え方もあるだろうけど、どこに需要があるのか分からない。嫌いじゃないけど好きじゃないとはこのこと。