ゴブリンスレイヤー #2

主人公と幼馴染の凄惨な過去が語られる。幼馴染はまだ社交性を保っているが、夜空を見上げる空虚な顔からは彼女もまた過去の呪縛の只中にいることが察せられる。主人公の方は朝晩の偏執的な足跡チェックから真綿で締めていくようなゴブリン拠点の攻略まで、自覚的な狂気の中に耽溺しているようですらある。それ以外の生き方は彼には不可能なのだろう。
コメントでは早くも語尾をゴブにしてゴブリンの立場で付けてるコメントが出てきて面白い。